京都のおすすめ観光スポット「東寺」2

東寺は、京都駅のさらに南側
市内の中心部からは、すこし離れた場所にあります。
市内に住んでいる人間には「南のはじ」とったイメージです。
高速道路の「京都南インター」の近くにあり
国道一号線に面しているので
地元民には良く目にする、なじみ深いお寺だと言えます。
特に夜、自動車で遠出して帰ってくるとき
南インターからおりて、一号線に入り
ライトアップされた五重塔を見ると
「ああ、やっと帰って来た」とホッとした気持ちになります。
この東寺にはたくさんの仏像、宝物が展示されています。
仏像は何と言っても「立体曼荼羅」の仏像群が
迫力満点ですばらしいのですが
あまり観光客がおとずれない
お寺の入り口近くの「食堂」と呼ばれる建物の中に
別の意味で迫力満点の仏像が安置されています。
この「食堂」は大きな建物ですが
がらんとしていて、行事がある時などは
空き段ボール箱とかポンと置いてあったりして
一般公開をしているお堂の中でも
多分ほとんどの方は素通りする様な存在です。
でも時間があるなら、ぜひ入って欲しい場所です。
なぜなら、この中には
真っ黒に焼けこげた「四天王像」が安置されているからです。
手足の先は焼け落ちてしまい、顔の雑作もおぼろにしか残っていない
この「四天王像」ですが
真っ黒に炭化してしまった肌の感じと
細部が失われている事で
逆に荒々しい存在感が強調されて
とてもたたならぬ空気感を醸し出しています。
本当の鬼って、こんな形じゃないんだろうか…
と思われる様な、すごい迫力があります。
仏像なのに、禍々しいと言うか怖いと言うか…。
とにかくすごい存在感です。
東寺には他にも
「見ると死んでしまうという言われがあるので
絶対に公開しない仏像」や
「南大門の中で、平安人に悪さをしたため
蔵に閉じ込められてしまった帝釈天像」などなど
いろいろ曰く付きの仏像が存在します。
長い歴史のあるお寺だからこその
そんな仏像エピソードを見ながら
お寺巡りをするのも、楽しいですよ。